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2012.03.21
智と情は共存しづらい
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32歳の知的障害が、手術を受けることによって天才になる物語。残念ながら、最後はまた知的障害に戻ってしまう。
障害のある彼の目には、世界は優しさに包まれていたのだが、 知恵がつくと同時に欺瞞に満ちた世界が見えてくる」
夏目漱石曰く「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」と言ったところだと思います。
最後は、また知的障害に戻る。その過程で老人のような頑固さを示したりもする。
何か人間の一生を見ているような物語でもあります。
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たける
私の記憶どおりなら、知能がまた元の知恵遅れに、戻っていく過程で、主人公は以前の穏やかさを取り戻していったように記憶してます。
そういう意味で、智と情は共存しづらいのだと思います。
そういう意味で、智と情は共存しづらいのだと思います。
サーシャ
主人公は知能と引き換えに以前と違う感覚を
手に入れたことが悲劇かもしれません;
私が主人公だったら・・やはり知らなくてもいい感覚を知って猜疑心溢れる気持ちになるのかな~と不安になるけど期間限定でも頭がいい人間の気持ちを理解するチャンスかもですね(^_^;)
手に入れたことが悲劇かもしれません;
私が主人公だったら・・やはり知らなくてもいい感覚を知って猜疑心溢れる気持ちになるのかな~と不安になるけど期間限定でも頭がいい人間の気持ちを理解するチャンスかもですね(^_^;)
2013/02/25 Mon 18:38 URL [ Edit ]
たける
サーシャさんコメントありがとうございます
そうですね。
頭が良くなっても思ったほど良い事はなかった。
幸せと頭の良さは別物ということでしょうね^^
そうですね。
頭が良くなっても思ったほど良い事はなかった。
幸せと頭の良さは別物ということでしょうね^^
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