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未完のファシズム: 「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)未完のファシズム: 「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)
(2012/05/25)
片山 杜秀

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「未完のファシズム」・・・完成しなかった軍国主義とでも言えばいいのでしょうか。
70年前の戦時中、日本が軍国主義国家であったことに異存のある人は少ないと思います。
しかし、それが未完とは、いったい著者は何を言いたいのでしょうか。

日本においては、敗戦から70年たった今でも戦後体制が続いています。
敗戦は日本にとって大きな歴史の転換点でした。

歴史を語る時、どの出来事を重要視するかは人によって異なります。
しかし、黒船以降の歴史を語るとき、良く出てくるポイントは、日露戦争での勝利、そして第2次世界大戦での敗戦の二つだと思います。

著者はこれに加え第一次世界大戦が重要なポイントではないかと指摘しています。日本はほとんど参戦していないのですが戦勝国です。楽して勝ってしまった事。日露戦争での大きな負債も当時の好景気で返還することができた事。

これらの事が、第2次大戦でのさまざまな不思議を解くカギではないかと指摘してます。

・「持たざる国」日本が、「持てる国」に第2次大戦で挑むことになってしまった不思議。
・世の中は既に戦闘機の時代なのに、いつまでも軍艦に頼ってしまった不思議。
・日露戦争で、合理的戦いができた国が、第2次大戦では「精神」で戦うようになってしまった不思議。

日本のファシズムは完成していなかったようです。
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