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たまたま見つけた週刊新潮(3月8日発行)に、いわゆる御用学者の座談会が載っていました。
出席者は、東工大澤田教授、同じく東工大松本准教授、放射線影響協会松原研究参与、東京女子医科大学三橋教授の4人です。

そこに書かれていた事は多分正しいのでしょうが、統計上の数字だけの話で、もし自分が被爆したらと言う視点が抜けていたように感じました。

例えば、100mSv/年の被爆で0.5%ガンリスクが増えることを前提として、三橋さんがこんな発言をしています。
「日本人の3割以上はガンで亡くなるので、1000人いれば300人はガン死する。彼らが被爆すればガンで死ぬ人が305人になると言うことですが、それを怖がるかどうかと言うことですね」

私は三橋さんの問題の捕らえ方は間違っていると思います。
私なら違う捕らえ方をします。

住んでいる地域で被爆した子供が20年後にガン死する確率は200分の1です。私が3歳になる娘の父親だったとします。200分の1とはいえ、娘が23才になった時、ガンで死ぬ可能性がある。それを怖がるかどうかと言うことだと思います。
私なら怖い、というより嫌だ。大抵の親はそう考えるのではないでしょうか?そのリスクを回避できるなら、親としてはできるだけの事をしてやりたいと思います。もし、福島を離れることでリスクを回避できるのならそうしたいと考えると思います。

御用学者は200人に一人だから大して怖がることはないと言います。
多分、ここで対談している4人は自分の子供が被爆してもリスクは少ないからと安心していられるのでしょう。

これは、少し前に問題となった、ポリオの生ワクチンと同じ構図だと思います。
ワクチンを打たないとポリオになった時に、麻痺になる可能性がある。
ワクチンを打つとポリオにかからない。だから麻痺にもならない。
ただし、生ワクチンを打つと100万人に一人は、ワクチンを打つ事でポリオに感染します。
感染したからといって麻痺が残ると決まったわけではありませんが可能性は残ります。
これしか選択肢がなければ、多くの親は生ワクチンを打つことを選ぶでしょう。
しかし今、不活化ワクチンができた。5千円程度で打てる。
そうなれば、そうなればほとんどの親は、子供に不活化ワクチンを打ってもらうと思います。

学者にとっては、ガンにかかる子供の数は統計上の数字でしかないかもしれませんが、親にとっての子供はかけがえのないひとりひとりなのです。
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