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逆説の政治哲学 (ベスト新書)逆説の政治哲学 (ベスト新書)
(2011/07/09)
岩田 温

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「何故、人殺しはいけないか」と言う問いに対する答えを見つけました。
ホップズという、偉い哲学者の考えです。

ホップズはまず何をやっても自由という状態を考えました。
法律の全くない状態、完全な自由な状態を考えました。
人殺しも自由。略奪も自由・・・そしてこの状態を自然状態と名づけました。

そして自然状態ではどんなことが起こるか考えました。
まず誰も働かないだろう。
畑を耕して野菜を作っても盗む自由もあるから盗まれる。
だから働く意味がない。
だから誰も土地を耕さない。
だから、そのための技術もない。
あらゆる道具もなく、知識もない。

そして、人を殺す自由もあるので、そこには継続的な恐怖と暴力による死の危険があり、それで人間の生活は、孤独で貧しく、辛く残忍で短いものになると考えました。

それではどうしたらよいのか。
ホップズが考えたのは、みなが納得できるような契約を結び「完全な自由」に歯止めをかけることです。
例えば「人を殺す自由」に制限をかけることです。
そこで法律が必要になるのです。
そのおかげで、人は自然状態よりはましな生活ができるということです。
この考えを社会契約説といいます。

それにしても、著者の岩田温さんは秀逸です。当年わずか30歳です。末恐ろしい方です。
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