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論理的に考え、書く力 (光文社新書)論理的に考え、書く力 (光文社新書)
(2013/11/15)
芳沢 光雄

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私は理想的には教育こそ人を幸せにする源になると思っています。
そしてその教育は論述でしか得られないものと思っています。
芳沢光雄も同様の考えのようです。(注1)

しかし教育現場ではマークシート方式の教育を推し進める方向で進んでいるようです。(注2)
そして、企業も学生たちの学業成績よりコミュニケーション能力のほうを評価しているようです。

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理想の教育と実際の教育、そして企業が求める人物像に落差があるのが日本の現状です。

現状に合わせて生きるには、高校時代はマークシートの「やり方」を学び、大学時代はコンパやアルバイトでコミケ能力を高めるのが、理想的な学生生活になります。

実際、多くの学生は高校時代は良い大学入るため、一生懸命マークシートの「やり方」を学び、大学時代は学業をせず、コンパとアルバイトに精を出しています。

しかし、本当にこれでいいのでしょうか?
私たちが幸せになるための教育は現状のままでいいのでしょうか?
今私たちには、教育に関する国民的議論が必要なのではないでしょうか?
私たちが幸せになるためには、どうような教育が理想なのか?
そのためにはどのような教育を実施すればいいのか、考えなくてはならないのではないでしょうか?

(注1)生徒の学びに対する考えが、大学入試のためでなく人生のためにならない限り・・・p129
(注2)(2013年)10月11日に困惑させられるニュースが飛び込んできた。・・・要するに日本の大学入試の目指す方向は、論述形式の私見を廃止してマークシート形式の試験とAO入試だけにするということである。p197


以下メモ

・憂慮すべきなのは、「試行錯誤を繰り返して考える」ことのできない学生が、以前と比べると激増したと感じられる点だ。マークシート式問題の回答を念頭に置いた「やり方を覚えて真似すること」に特化した学びは・・・「試行錯誤を繰り返して考える力」を育むことはできないp5

・2012年4年生私立大学の46%が定員割れの状態・・・p15
・大学数は・・・91年514校であったそれは現在、783校までなっている。p16

・数学の問題をマークシート方式にしてしまう問題点、すなわち、「答えを導く」という事が重要な数学という教科が、「答えを当てる」教科になってしまったことの問題点を・・・p43

・フランスの大学入学試験問題「バカロレア」は長時間に及ぶ試験で「自分でじっくり考えて、いかに論理的にしっかり説明できるか」を問う記述式の試験である。p64

・アメリカの全国規模のSATはマークシート形式が中心であるが、小論文もある。さらにアメリカの高校や大学教養の授業では「論述文」の学習に力を入れていることに留意したい。p64

・最近の大学入学者の約7割は推薦入試かAO入試かマークシート形式の試験だけである。・・・逆に言えば論述式は著しく軽視されているということである。p92
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