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教えて伊藤先生! 憲法改正って何?教えて伊藤先生! 憲法改正って何?
(2013/07/06)
伊藤 真

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私は軍隊を持たずに国家の平和は守れないと思っていますので、なんで戦力の放棄をうたう9条を持つ憲法が「平和」憲法と呼ばれるのかわかりません。
しかし、意見の違う人の話を聴くことは大切だと思っています。

伊藤真は平和憲法擁護派のようです。
いくつか本書の内容に反論してみたいと思っています。

(1)伊藤真は9条の改憲を主張する人の代表的な意見として次のように書いています。
「アメリカの世界的な軍事戦略の一部を担うことで、アメリカとの同盟関係を良好に維持したいと考えているからでしょう」p52

これは間違った認識だと思います。
アメリカは日本に軍事力は持って欲しくないのです。
アメリカは日本に金だけ出して欲しいのです。
日本が軍事力を持とうとすればアメリカは嫌がります。
軍隊を持つ事でアメリカとの関係も緊張します。
多くの改憲派は、その事を知っています。

しかし、日本人を日本人が守ることが大切だと考えています。
自国の防衛を自国で行なう。
至極当たり前です。
そのためには9条を変えなくてはならないのです。


(2)自民党の憲法改正案に対して「公務員として就職すること自体が、少なくても業務上では、日の丸や君が代を尊重する義務を負うことにつながりますp64」と書いています。

公務員が国旗や国歌に敬意を表すのは当然だと思います。
憲法が改正されようがされまいが、今でもそうすべきだと思います。
少なくても国家公務員にとっては当たり前です。
(地方公務員はどうでしょうか。やや疑問は残ります)
国民全体への奉仕者である国家公務員が日本の国歌や国旗を尊重するのは当たり前です。


以下メモ

・日露戦争では日本は戦争を継続する財政的な余裕がなくなっていく中で、アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトに仲介を頼み、ポーツマス講和条約を結んで戦争を終結させました(講和条約の内容から「日本が勝った」といわれることもありますが、いずれかが降伏したわけではなく、講和条約上でも勝ち負けをはっきりさせてはいません)p70・・・(えっ、そうなの?)

・1972年の「日中共同声明」では、中国政府は戦争賠償を放棄します。
というのも、日中戦争における中国国民の被害者数は2000万人以上にも上るといわれており、賠償額を計算すれば、日本が破産するほどの天文学的な数字になりますp118(えぇー、そうなの?)
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新版 世界憲法集 (岩波文庫)新版 世界憲法集 (岩波文庫)
(2007/01/16)
高橋 和之

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韓国の憲法は第2次世界大戦後に制定されています。
その後現在まで9度の憲法改正が行われています。

そのうち5回は国家体制を変えるほどの改正が行われていて、それぞれ第○次共和国憲法と言われています。

第1共和国憲法 1948- 最初の憲法、大統領制

第2共和国憲法 1960- 第3次改正、不正選挙=>李承晩(イスンマン)大統領退陣、議院内閣制、経済は戦後最悪

第3共和国憲法 1962- 第5次改正、5.16軍事クーデター、朴正熙(パクチョンヒ)、再び大統領制

第4共和国憲法 1972- 第7次改正(維新憲法)、朴正熙政権存命のため戒厳令

第5共和国憲法 1980- 第8次改正、朴正熙暗殺、大統領権限の制限

第6共和国憲法 1987- 第9次改正(最後)、大統領直接選挙 

こうして見ていくと韓国は戦後から10年毎に大幅に憲法が改正されてきています。政権の存続のためや、クーデターによる改正です。

そもそも、憲法改正は何故必要なのでしょうか?
憲法改正は国体に大きな変化(革命など)があって、国家体制を改めなくては成らなくなった時に改正が必要になります。
それは国民意識を変更する事が必要だからです。
韓国ではつい20年前まで(日本ではバブルが崩壊する頃です)頻繁に憲法改正が行われてきました。
それは国家体制がなかなか整わなかった事を意味すると思います。

しかし1987年以降憲法改正は行われていません。
これは国家体制が落ち着いたことと、経済の発展により、国民の意識が政治より経済に向いているという事ではないかと思います。
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新版 世界憲法集 (岩波文庫)新版 世界憲法集 (岩波文庫)
(2007/01/16)
高橋 和之

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憲法改正に反対する人たちがいる。
憲法改正そのものに反対する人たちです。

日本は今まで一度も憲法が改正されていません。
そしてその対極にあるのはドイツです。

ドイツの現在の憲法は戦後1949年につくられたものです。
その後、現在まで58回改正されています。
58回ですよ!

ドイツ憲法ができてから今年で64年たちます。
64年間に58回も改正されています。
ほぼ一年に一回です。

ドイツの憲法改正の良し悪しは、その内容を検討してみないとなんとも言えませんが、私は多すぎると思います。
ドイツ国民は何が改正されたか本当にわかっているのでしょうか?心配です。

憲法は国民の総意であり、国のあり方を決めるものだと思います。
その憲法が1年毎に変わっても良いものだろうか?心配です。

頻繁な憲法改正をするドイツもドイツ国民の総意が憲法に反映されているのか心配になりますが、逆に全く改正がされない日本も、日本国民の総意が反映されているとは思えません。
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(2007/01/16)
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ドイツは第一次世界大戦、第2次世界大戦と2つの大戦に2度とも負けた国であります。
ドイツの他に2度とも負けた国はハンガリーとブルガリアだけのようです。
この辺の事情は今度調べてみたいと思います。

ドイツでは第一次世界大戦に負けた後の1919年に、ワイマール憲法が制定されました。
第2次世界大戦の後の1949年には、いわゆるボン基本法(現在のドイツ憲法)が制定されてます。

ドイツは歴史的に多くの王国(ラント)で構成されていたようで、それをビスマルクがまとめあげた国家のようです。
第一次世界大戦の敗北を受け、プロイセン王国からワイマール共和国に国体を変更しました。
そこでつくられた憲法がワイマール憲法です。
しかし、このワイマール憲法のもとでナチズム(ユダヤ人への弾圧や優生思想)が発生してしまったのです。

第2次大戦後、その反省を踏まえボン基本法(現憲法)が制定されます。
一例として「建設的不信任決議」があります。

その内容は、「倒閣のためだけにナチスと共産党が多数派を形成して、中道左派のいわゆるワイマール連合による政権運営を不可能ならしめた苦い体験から、連邦宰相の地位を強化すると共に(64条ほか)、新政権の準備がある場合に限って内閣に不信任を突きつけることを許す制度」だそうです。

ヒトラー率いるナチスは、正しい手続きを経て、ドイツの第一党になっています。
いわゆる、民主的な方法で選ばれています。
しかし、その結果は全人類にとって残念なものでした。

民主主義は脆い。制度をどんなに整えても脆いものだと思います。
私達は常に政府を監視していなければならないと思います。
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いくつかの党は憲法改正に反対している。
その理由は9条が改正され、日本が戦争のできる国になるからだと言う。
私はなんでこんなトンチンカンな事を平気で言う人がいるのかわからない。

憲法96条が改正されたとしても、最終的には国民投票で決まる事は変わりがない。
国民投票こそ民主主義における最高の民意の反映ではないだろうか?
その国民投票さえ現在までされてこなかった事が問題ではないのだろうか?

96条の改正を反対する理由が、うつろいやすい国民の民意で憲法がころころ変わっては困るというならまだ解るが、9条を守るためとは意味がわからない。

もし、国民の過半数が9条を変更してはならないと思うのなら、国民投票でNOという結果が現れるはずではないだろうか?
それこそ民意であり、民主主義国家が一番尊重しなくてはならないことではないのだろうかと思う。
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(2007/01/16)
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そもそもなんで憲法ができたかという事を考えてみたいと思います。

イギリスには憲法がありません。と書くと語弊を与えますが、少なくとも日本や他の国のように○条からなる憲法は存在しません。それでも、民主主義国家として国を運営していけてます。

最初の憲法が作られたのは、アメリカとフランスで18世紀末です。
アメリカは独立、フランスは革命・・・その国の社会構造が変革しました。
今までと社会構造が変わった時、国のあり方を明文化する必要があった。そこで憲法というアイディアがうまれたようです。
日本も二回憲法が作られました。その時期を考えると大きく日本が変わる時期と重なっていますのでこの考えは納得できます。

逆に云うとイギリスは大きな改革もなく今日を迎えているという事でしょうか?
ピューリタン革命は大きな改革ですが17世紀です。
この頃はまた憲法というアイディアはなかったと捉えたほうが良いのだと思います。
イギリスについてはまた今度考えてみます。

それでは、一体誰が憲法を作ろうと考えたのでしょう?
本書によればブルジョワ階級です。
資産家です。彼らは自分たちの自由(お金儲けの自由)と資産(お金そのもの)を国家や国王から守る必要があったようです。
それで、憲法を作り、明文化する必要があったとの事です。

現在はまた違った意味合いも含まれているのでしょうが、憲法のアイディアができた時点では、ブルジョワが為政者から、自分たちの財産を守るために作ったもののようです。
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2013.06.22 憲法の意味は

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(2007/01/16)
高橋 和之

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本書の冒頭に以下のように書いてあります。
「憲法とは多様な意味で用いられるが、ここでは国家の統治体制の基本を定める法と理解しておこう。」

私は今憲法が知りたくてこの本を読んでいるのですが、のっけから困ってしまうのです。

私は自然科学や工学を中心に勉強や仕事をしてきました。
そのせいだと思うのですが、言葉の定義をしっかりしようします。

私としては、ずばり「憲法とは何々である」という定義が欲しいのです。
その上で、ただし日本では・・・とか
国民国家においては・・・とかの説明が欲しいのです。

著者は「憲法は多様な意味で用いられる・・・」と言います
私にすれば、それって、その時その場で使い分けて良いってことなの?

著者は「・・・ここでは・・・」と言います。
ここではとは、この本ではって意味だと思うけど、別な本や講義では別な意味に使われるって事なの?

憲法の意味ってそんな曖昧でいいのでしょうか?
世界中の多くの国が憲法を持ってそれを大切にしていると思っていますが、そのようなものなのでしょうか?

しかし人文系の学問ではこのような事がよく起こるような気がします。
この辺が文系の学問が私の頭に馴染みにくい原因なのかもしれません。

関連:憲法と法律の違い
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今年の1月から約半年かけて憲法を読んで見ました。
読んでみてわかったことは、今社会でいろいろ問題になっていることは、憲法に関わりが多いという事です。
そして、憲法を守るという事も大切ですが、我々が正しいと思う憲法に変えていくという作業も大切だという事です。
また、そのためには我々国民一人ひとりが、常に学び、考えていかなくてはならないという事です。
民主主義とは、面倒で大変だという事です。しかし、それが今の政治形態では最善なのだと思います。

今まで憲法についてブロクに書いたものをまとめてみました。

前文 諸国民の公正と信義に信頼することで、日本を守ることができるのであろうか?
9条 日本国を日本人が守のは当たり前
13条 「国家」が大切か、「個人」が大切か
18条 徴兵制はありなのか?
19条 公務員は国旗国歌反対を唱えれるのだろうか?
42条 一院制を考える
79条 最高裁判所裁判官国民審査
93条 外国人に選挙権を与える必要はない
96条 護憲派こそ改正に賛成すべき
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<2013.06.04 憲法93条 地方といえど外国人に選挙権を与えない>の続き

7月の参議院選挙で憲法改正派が2/3以上の議席を確保すれば、憲法改正が現実のものとなる可能性があります。

ただし、これは国会で「発議」ができるという事であって、「承認」は国民投票で行われます。
国会ができることは「発議」、つまり国民に問うことができるという事で、最終的には、国民投票で過半数の「承認」が得られないと、憲法は改正できないのです。

現在、「発議」すらできないような状態が続いています。
つまり国民に憲法改正を問う事もできないような状況が続いています。
1946年以来70年近く、日本国憲法は改正が一度も発議されておりません。

一部の人は、憲法改正で、9条を損なうと言っています。
9条を守ることが、日本の平和を守ることと言ってます。

もし9条を保つことが大切と思うなら、
なおさら国民に問うてみれば良いのではないでしょうか?
国民の総意がどこにあるか、問うてみればいいのではないでしょうか?

日本は民主主義国家です。
良くも悪くも、国民の総意が一番重要です。

9条護憲派こそ、96条を改正して、
発議すべき要件の緩和に賛成すべきではと思います。

関連<2013.04.01 夏の参議院選挙を考える
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<2013.05.20 憲法79条 最高裁判所裁判官国民審査
<2011.11.20 鳩山氏ら外国人参政権早期成立を「約束」 民団記念式典>の続き

現行の憲法第93条では

地方公共団体の長(つまり市長や町長など)、その議会の議員(つまり市議や町議)は・・・住民が、直接これを選挙する。

となっています。
その結果、そこに住んでいる外国人にも参政権があるのではないかというような法解釈もあります。


昨年4月に発表された自民党の憲法改正案では、

・・・日本国籍を有する者が直接選挙する。(自民草案では94条になります)

となっています。
日本国籍を持つものが参政権があることを明記しています。

私は外国人に参政権を与える意味がわからないし、参政権を与える必要もないと思っています。
さらに言えば、参政権を外国人に与えた場合、地方に大挙して外国人が定住すれば、その地方を外国人に合法的に乗っ取られる危険もあると思っています。

ですので、外国人の参政権を認めない事を明記した自民党案に賛成です。

<2013.06.06 憲法96条 憲法改正に思う>に続く
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